WRAP(Wellness Recovery Action Plan/元気回復行動プラン)は、精神的な困難を経験した人々によって考案されました。「自分らしい自分」「いい感じの自分」を保ち、毎日をより良く過ごすために、また調子を崩したときにその不調に気づき対処できるように、自分で作る自分のための行動プランです。疾患や障がいの有無に関わらず、日々を暮らす私たち誰にでも役立ちます。
本ワークショップではWRAPの概要とともに、WRAPのベースとなっている、リカバリーに大切な5つのキーコンセプト、希望、主体性、学び、権利擁護、サポートについても触れていきます。参加者のみなさんが、生活の中で大切にしていることをシェアし、相互に学び合える場にできればと思います。
東京都立病院機構東京都立松沢病院 佐藤慎子